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伝えたことが変形する2つの「壁」
あなたの話、どこで「変形」しています!
「ちゃんと伝えたはずなのに、なぜ伝わらないんだろう?」
「なぜ、ちゃんと聞いてくれないんだろう?」
仕事の現場で、こんな疑問を感じたことはありませんか?
一方で、聞く側に立つと、こんな不満も聞こえてきます。
発信する側も、受信する側も、
実はどちらも本気で「きちんと伝えたい」「期待に応えたい」と思っている。
それなのに、なぜズレが生まれるのでしょうか?
この違和感こそが、私が図解を使うようになった大きな理由でした。
人は「思いつくまま」に話していないでしょうか?
私たちは、自分の頭に浮かんだことを
そのまま、思いつく順に話すのが普通です。
1.その発言は、相手にそのまま届いているでしょうか?
実はそこに、2つの大きな「壁」が立ちはだかっています。
@1つ目の壁:興味の壁
あなたが伝えた情報、
相手にとって「興味がある内容」でしょうか?
興味がない情報は、どうなると思いますか?
音としては耳に届いても、
頭の中には、ほとんど残りません。
聞こえているのに、入っていない。
こんなこと、思い当たりませんか?
A2つ目の壁:理解の壁
では、内容は「理解できるもの」でしょうか?
知らない専門用語、前提が共有されていない説明。
それを聞いた相手には、どう聞こえるでしょう。
呪文のように聞こえるだけ、かもしれません。
理解できない情報も、やはり抜け落ちていくのです。
2.同じ話をしても、理解は同じにならない
興味の壁、理解の壁。
この2つをかろうじて突き抜けた情報をもとに、
人はそれぞれの論理構築能力で意味を組み立てます。
それが「理解」です。
だからこそ、
・同じ場で
・同じ内容を
・同じタイミングで話しても
人によって、理解した内容は驚くほど違ってきます。
「え、そんなふうに受け取ったの?」
そう感じた経験、ありませんか?
人は都合よく聞く生き物です
さらに厄介なことがあります。
人は、
・自分の知りたい情報
・自分にとって都合のいい情報
しか、基本的に受け取りません。
そして、都合のいいように解釈します。
3.それなのに、発信者側はこう思ってしまう
「ちゃんと伝えた。だから、分かっているはずだ」
ここに、大きな問題が潜んでいるのです。
では、どう伝えればいいのでしょうか?
部下や協力者に何かを伝えるとき、
あなたはこの構造を意識しているでしょうか?
「興味の壁」「理解の壁」
この2つを相手の頭の中に思い浮かべながら伝えるだけで、
伝達の精度は大きく変わります。
あなたの言葉は、
今、どの壁で止まっていないでしょうか?
次に伝えるとき、ぜひ一度、立ち止まって考えてみてください。
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池田 秀敏
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