SE(システム・エンジニア)としての体験から
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自営業やパラレル・ワーカーの「もっとできる!」を図解思考で底上げする

有限会社テオリア 図解思考コンサルタント 池田秀敏 「口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待」が問題の原因

有限会社テオリア

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待が問題の原因

SE(システムエンジニア)での体験が出発点

以前は、フリーのSEでした。
その時、システムを導入する会社を訪問して
「どんなシステムにするのか?」を取材していました。
しっかり聞いて、几帳面に議事録を作って
確認印をもらっても上手くいかない時がありました。
導入テストで、「違う!」と言われるのです。

そこで発見したのが

  口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待
こうなっていると発見しました。

相手の「伝えたつもり」のことを、私が理解していなかった。
ということもあり、
  
言った、聞いていない..
のトラブルになることもありました。

一方で、私が話したことが伝わっていない。


これも、よくあることです。
こんな仕事のトラブルを経験して..
 ・「なぜ?、伝わらないのか?」
 ・「なぜ?、本音を理解できなかったのか?」
と悩みました。



システム開発で、「どんなシステムが必要かを文書化すること!」
を要求定義と言います。
「使えないシステム」、「動かないコンピュータ」というトラブルの原因は
「口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待」
が大きな原因です。


「要求定義」が間違っていると、技術者の努力が無駄になるのです。




顧客の要求を満足する「正しい要求定義」をすれば、
役に立つシステムになり

顧客の要求を満足しない「間違った要求定義」をすると、
使えないシステムになる。

技術者の努力は同じですが、結果が大きく違ってしまいます。

SEとして、この体験をしたことが今の仕事のきっかけです。




「口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待」を構造化する

では、なぜ?..
顧客の要求を正しく掴むことができないのか?
その原因を構造で考えました。

問題は、発信者が
 口で言っている言葉 ≠ 心で望んでいる期待
図解で構造化すると..




●発信者が

 期待していることがある、でも自覚していないことがある
 自覚できているが、言葉で表現できないことがある
 言葉で表現できるが、
   伝え忘れがある
   嘘がある(自分をより良く見せよようと、盛る..結果的に嘘になる)
   間違いがある(記憶違い、勘違い)

 発信者の「心で望んでいる期待」から伝える情報がどんどん減っていく。

●受信者は
 発信者の口から出た言葉を出発点に考えます。
 しっかり聞いたつもりでも、必ず聞き漏らしがあります。
 当然、発信者の「嘘・間違い」を引きづります。
 そして、受取った情報から
   ・誤って理解
   ・正しく理解
 これが、議事録や資料に書かれます。
 
 そして、資料としたまとめたものを見て、
 顧客の期待をしっかり受止めたと思ってしまうのです。


でも、
発信者の期待 ≠ 受信者の理解 
は違うのです。


ここから、さまざまな問題につながっていきます。

構造で理解したことから、図解のパワーを感じました。
どんどん図解にのめりこんで行きました。



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