図解の基本：図解とは、情報を構造化する技術

図解の基本　図解とは、情報を構造化する技術

図解とは、見えない「情報」を可視化する方法

見えない思考・行動とは．．
　・料理　：　レシピ
　・建築　：　設計図
　・音楽　：　楽譜
　
図解で表現する対象は
　・事実　：　事実を可視化する
　・思考　：　思考を可視化する（チャート）
　・数値　：　数値を可視化する（グラフ）
　
図解：見えない「情報」を可視化する方法

図解を具体化すると

　・事実
　　　マップ（地図）、ダイヤグラム、ピクトグラム
　・思考
　　　マインド・マップ、グラフフィック・レコーディング（グラレコ）論理図解
　・数値
　　　棒グラフ、折れ線グラフ、、帯グラフ

などに具体化できます。
一般的に図解と言うと、
論理的に画いた図解（論理図解）のことです。

まあ、図解は論理的に画くものなので論理図解と言うより、
図解と言うのが一般的ですが、他の表現内容との違いを示すために言っています。

文章表現と図解表現の比較

以下の図解を見てください。
同じ情報を文章表現と図解表現を比較しています。

長い文章で書かれていると読む気もしません。
読んで正しく理解できるでしょうか？
推敲という言葉がありますが、何度読んでも理解にしにくいのが現実。

図解されていると
見た瞬間に、理解できます。
間違っていたらすぐに分かるので、直せば良いんです。
直すことで、情報としての完成度を高めることができます。

完成度の高い状態で、伝えることで
分かりやすく伝えることができます。

図解：図解を使うことで「考えやすく・伝えやすく」なる

　同じ内容を「文章・箇条書き・図解」で見比べてください。

表現例１　文章
図解：文章表現例

表現例２　箇条書き
図解：箇条書き表現例

表現例３　図解
図解：図解表現例（仕事に差がつく６つの要素）

※図解は、ビジネスの共通言語として様々に活用できる！　　図解の６つの活用方法

　　共創・活用・共有・蓄積・貢献・協業

どの表現方法が、良いでしょうか？
場面やテーマによって選択の基準は違うと思いますが
一般的にプレゼンされるなら図解表現の方が伝わりやすく役に立ちます。

図解：「文章・箇条書き・図解」どの表現が良いか？

図解に対する誤解

図解には、２つの誤解があります。

　１．絵を画くものと言う誤解
　　　センスがないから、絵心がないから．．という人がします
　　　でも、図解は絵じゃないのでセンスも絵心も不要です。

　２．図形を組合わせるものという誤解
　　　〇や□などを線や矢印で結んで図解すると言うが．．．
　　　図解は、図形の操作ではないから
　　　図形のカタチから考えるのはおかしいです。
　　　
図解は、論理で組立てるものです。

　私の図解の定義は「情報の構造化」です。