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可能性をデザインせよ!

社員としての強み アウトプットで実力UP

あなたが経営者だとしたら、どちらを採用しますか?

経営者のあなたが、営業マンを1名採用しようと考え
ハローワークから2名の面接にやってきました。

 営業経験 5年
 営業経験 20年

あなたは、このどちらを採用しますか



単純に考えれば経験豊富な方が良いと考えがちです。
でも、20年も営業マンをやっていて
自分を売込む事ができないので
ハローワークで仕事を探すことになります。

できる営業マンなら、
それまでの取引先から
「うちに来ないか」と声がかかります。
それが無い程度の営業力だと言うことです。

では、経験5年の人を採用するのか?

5年という浅い経験と思われがちですが..
10年・20年の経験者より優秀ということもあります。
もう単純な「勤務した年数」では、実力を計れません。


●採用する側からすると
履歴書で
 ・どんな会社で
 ・どんな商品を扱って
 ・何年勤めたか
 ・どんな実績を上げたのか
面接で
 ・人柄
程度の情報で判断するしかありません。
何か、実力をアピールして欲しいと思っています。

●応募する側からすると
他の人と「何が・どう違うのか」を
発信することで
採用を勝ち取ることが必要です。


会社と社員の関係を考えると


会社は、
 ・人を採用して
 ・その人の持っている能力を
 ・会社の仕組みにのせて
 ・経済的価値を生み出す
ということを目指します。

だから採用する人には
 ・会社の仕組みにのれる
 ・より高い成果を生み出す能力を持っている
ということが必要です。


これからの雇用は、どんどん契約になっていくと思われます。

必要な事は
 ・能力を提供する働き方なのか
 ・時間を提供する働き方なのか
のどちらかです。

能力を提供する働き方では
 ・正社員とか、
 ・契約社員とか
あまり意味がなくなります。

能力を提供して
その得意分野の仕事を請け負う契約をする
ということになります。

いつまでも、時間を提供して収入を得る働き方だと
中高年になって選択肢が大幅に狭まっていきます。

時間を提供する働き方は、
機械化されて仕事がなくなるか
海外や若者の安く働く人に流れていくからです。

若い時から、コツコツと準備することで
能力を提供する働き方に移動することができます。

頭のCPUが低ければ時間をかければ良いんです。
10年・20年・30年かければ
頭の良い人とも戦う場所はあります。

今、もう中高年だ、「手遅れでは..」と考えて
悲観することはありません。
頑張って、20年・30年働いてきた人なら
他人と差別化するノウハウはあります。
頭の中にあります。

それを、
「問題解決(ソリューション)の手法として表現する」
ということができていないだけです。

中高年の方は、
過去の体験を遡って
書き出してみましょう。

きっと役に立つ「ノウハウ」があるはずです。
それを、若い人に教える商品化すればいいんです。

では、「ノウハウ」の源(みなもと)はなんでしょうか?

それは、過去の
 ・成功体験(こうやって上手く行った)
 ・失敗体験(失敗から、これを学んだ)

です。


もっと具体的に言うと

日常の現場で
 ・気がついたこと
 ・考えたこと
 ・失敗したこと
 ・失敗から学んだこと
 ・成功したこと
 ・成功につなげる中で工夫したこと
...を
 ・人に話す
 ・書いて貯める
 ・行動して確認する
を実行することです。




でも、多くの人は、
思い出話で止めてしまいます。

これだと、
お酒の席での武勇伝や自慢話としてか機能しません。

もったいないです。


必要な事は
経験を知的資産にすることです。

知的資産として蓄積すると言うことは、
何か問題が発生した時に

 ・思いつき
 ・当てづッぽう


で解決策を決める事ではなく
 ・理詰めで問題を分析し
 ・本質的な原因を探り
 ・可能性の高い解決策を選択し
 ・解決への道すじを組立てることができ

 ・協力者の納得を得る説明ができる

ということです。

過去の経験は、未来を築く材料になります。
未来を築く材料にするにはアウトプットすることです。



言葉で表現することが基本です。

言葉にしないと、
誰にも伝えられません。

伝えられないと、
他人の意見を聞けません。
自分の気がつかないアイデアを
引き出せません。

言葉にしないと
文書に書けません。

書けないと
記録として残しておくことができません。

書けないと
内容のモレ・ダブリ・間違い
を発見しにくいのです。
直して完成度を高めていくことができません。

言葉にしないと
行動を組立てられません。
思いつきの行動はできても
計画は立てられません。

計画を立てて行動することで、
問題や障害が起こった時に
解決策を立てやすくなります。

「話して、書いて、行動して」を繰り返すと
どんどん自分で使えるノウハウがたまります。

このノウハウ、自分が仕事をしていくときの
成果を高める「持論(マイ・セオリー)」となります。

この持論を書き溜めて、
自分なりの「持論データ・ベース」を作成しましょう。



持論の蓄積は実力をアップします。

現場での「気づき」を書き溜めましょう!

やり方は
 ・現場で発見する
 ・言葉でメモする
 ・持論を編集する
この3段階で行います。

図解でも、箇条書きでも、文章でもOKです。
これを繰り返すと、たくさんの情報が貯まります。

その貯まった情報は、
現場を考える土台になります。
この土台がしっかりしていることが
考える力に大きく影響します。

もったいないのは..
新しい体験をして、
新しい発見をしても..
記録していないことです
消えて無くなります。
記録してあると、積上げていくことができます

記録しないと、
時の経過と共に忘れてしまいます。

せっかくの体験を未来に活かせないのは
もったいないです。


アインシュタインは、こう言っています。
  過去から学び、
  今日のために生き、
  未来に希望を持て。



仕事の現場での気づき・学びを言葉にして未来を築く材料にしましょう!



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