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新規事業3つの失敗の原因

新規事業を成功させるための3つのアプローチ

新規事業は、何の苦労も無く成功することはまれです。

新規事業で失敗すると、以下のような言い訳になります。
 1.選んだ分野が悪かった
 2.担当者の実力が問題だ
 3.お金が続かなかった
 4.時期が悪かった

新規事業の失敗の原因を考えた時...
何か1つの問題で片付けられるほど簡単ではありません。

ただ、新規事業の実行部隊の人たちは共通して...
 『本業部門の幹部が、新規事業と本業の文化や慣習などの違いを理解してくれない』
 『社長が仕事の現場を見ないで、これまでの理屈だけで指示してくる』
と同じようなことを言います。

■新規事業のWhat・How・Do
図解:新規事業のWhat・How・Do

新規事業を成功させるための3つのアプローチを考えています。

農業にたとえると分かりやすくなります。
畑に新しい種を植え育てるようなものです。

 種・苗(What)
 畑・土壌(How)
 耕す、施肥、水、草取り(Do)


どんな種や苗を選ぶかが重要です。
土壌や環境が適していなくては育ちません。
植えた後の、肥料や水のやり方しだいで、
枯れてしまいます。

 このような原因で上手く行かなくなります!


事業の種・苗(事業のテーマが問題)

新規事業のテーマ(What)

図解:儲かる時期

儲かるビジネスとは、このライフサイクルの成長期や安定期に始めると、
儲かるビジネスだからと、たくさんの競争相手が参入してきます。

そして、あっという間にその地域で飽和状態になります。
すると、そのビジネスは儲かるビジネスではなくなってしまいます。

儲けている事例がたくさんあるから
自分でも儲けられるだろうと始めたビジネスは、
初期投資も回収しないうちに数年で終わりになる可能性があります。

儲からないからと、宣伝や拡販の投資を節約し...
どんどん打つ手が小さくなります。
そして、ますます儲からない...と、終わりになります。

儲かる商売を探している人は、また別の儲かる商売を探します。
新聞に載っていた、雑誌にFC募集してる、○○では繁盛している。
そして、新たな代理店になったりFCに加盟しすることになります。

『儲かる』という観点だけで、新しいビジネスを考えると失敗します!

経営者として、何をやりたいのか、事業の目的・理念が土台にある必要があります。


事業の仕組み・構造(運用の仕組みが問題)

事業の運営の組織(How)
 
困った進め方は...
 ・本社の上層部で決めた新規事業を
 ・本人の希望も聞かないで責任者に任命され
 ・本社の余った人員の寄せ集めの組織をあてがわれ
 ・これまでの仕事の仕方に固執している
 ・本社上層部の顔色を伺う中間管理職や古参の部下を使い
 ・組織内営業にエネルギーのほとんどを使い疲れきり
 ・本社の管理基準で新しい事業を管理され
 ・利益が出ないからと資金を制限され
 ・事業のスタートから利益を出すことを要求され
 ・改善やイベントの資金も本社の机に座っている人に頭を下げないとでない
このようにな進め方を”本業の汚染”と呼んでいます。

本業がメーカーや工場などの場合は、その本業の基準で新規事業が評価されます。
そして、その評価内容に応じた運営方針がとられます。
これが一番の成功を妨げる障害になる可能性があります。
それを制止できるのは本社の社長ただひとりです。

本業の汚染が強いと必ず失敗します!

本社から遠く離し、まったく関係のないところから始めないと上手く行きません。


事業の運営(現場での行動が問題)

事業の運用(Do)

中小企業でよくあるのが、新規事業で収益が上がらないからと
 ・新規事業も本業の事務所の一部を使って、
 ・思いつきで作った企画書やツールを使っているので良さが伝わらない
 ・担当者は本業と兼任で、本業の空いた時間に動く..もちろん本業優先
 ・儲からないからと投資金額もできるだけ小さく
  ...儲かったら一気に...と言いますが??

結局、人員も時間も投資も、中途半端に時間が過ぎていく。
そして、投資した分も回収できない。
結果、新規事業は儲からないとなります。

これでは、上手いかなくてあたりまえです。
理屈では、小さく始めて大きく育てる...と言いますが

多くの場合は、その企業にとっては新規事業でも、
競合企業にとっては、昔からやっている本業であり長い経験を積んでいます。
新規に参入して簡単に成功することは難しいことです。

お手軽に行動して成功したら誰も苦労しません

本気で行動しないと事業として成長しません!

社長に、『本気ですか?』と尋ねると、本気で新規事業に取り組むというが...
上の例のような場合が多く、外部からは本気とは思えません。





成功するには、
既存企業が気がつかない視点で、新しいビジネスに生まれ変わらせることが必要です。



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