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子会社の社長の悩み・現場の担当者の嘆き

誰もが、一生懸命に新規事業の立上をやるが..

新規事業の立上が、簡単に上手くいけば、誰も苦労しません。

事業計画書を作って、新規事業の立ち上げに取り掛かかると...
こんなはずではなかったという状況が次から次へと訪れます。

想定しなかった事柄や問題がどんどんでてきます。
やることなすこと上手くいかなくなります。
  説明したのに聞いていない・理解していない部下...
  外注に頼んだ結果が、違った形で納品される...
  ソフト開発を依頼したが、予定通り完成しない...
  商品の完成度が低い....
  パンフレットのコピーに不満がある...などなど
計画通りに進めているのはずなのに、なかなか結果がでません。

でも、それが普通なんです。
はじめから順調にいくほうがめずらしいといえるでしょう。

■文化の違いを理解しないで「新規事業」をコントロール
図解:文化の違いを理解しないで「新規事業」をコントロール

こんな例があります。
メーカーが新規事業として、子会社をつくり小売店チェーンを計画しました。

でも、上手く行きません。?
その理由は「工場・生産管理」の管理基準で
小売店経営をコントロールしたことです。

工場では、
  決められた仕様で、期間内に、コストを考え
  安定した生産量を高品質で生産する
商店の運営は、
  毎日の営業から価格は?品揃えは?
  顧客との人間関係を大切にして
  販促企画をし小さな利益を積み上げる

でも、新規事業の事業部長は工場の取締役会で、
工場の文化で「見込は、実績は..」と責められます。

これまで経験の無い商店経営です。
最初から上手く行くはずはありません。
でも、お店の実情を理解しようとしない親会社のたくさんの「偉い人」達から
子会社の社長は責め続けられます。


新規事業の悩みや嘆きを整理してみると...

●親会社幹部の悩み
 1.いつになっても利益があがってこない......どこまで先行投資が必要なのか?
 2.事業計画書に書いた計画と大幅に違う......どこまで仕事が見えているんだろうか?
 3.担当者に聞いても、何だか要領を得ない.....計画通りに進めているのだろうか?
 4.資金を投入するだけで、先が見えてこない....本業からの持ち出しはこれ以上できない!
 5.会社の技術を基にしたが............社員の技術力は高いのだろうか?
 6.期待して新規事業に配置転換したのに......頑張っているのだろうか?
 7.事業がなかなか軌道にのらない.........担当者は何をしてるんだろう?
 8.コストの割りに儲からない...........新事業として良かったんだろうか?
 9.このまま続けてもコストがかかるだけ......やめるべきか、担当者を替えるべきか?

●子会社の社長・現場の担当者の嘆き
 1.本業のように詳細な事業計画を要求される...新規事業は不確定要素が多いことを理解していない
 2.本業の余っている人を回してくる.......使えないやつがきて、理屈ばかりで自分で動かない
 3.事務処理が複雑で自由に動けない.......本業と一緒にしてもらっても困る
 4.すぐに利益を出すことを要求される......新規事業の大変さがわからない
 5.人事権を会社が離さない...........現場で適材適所の人事ができない
 6.お金も人も足りない.............利益が出ないからと投資してくれない
 7.期待されて新規事業部門に来たはずが.....自由に動けない、責任の無い外野が権力を持っている
 8.本業の製品の販売を強要される .......本業製品の販売を強要は、本来の事業ではないはず
 9.新規事業を重視すると社長は言うが......本業との兼任の担当者では、力が入らない


一生懸命やっているのに...
なぜ?、上手くいかないのでしょうか?
なぜ?、実績が上がっていかないんでしょうか?

誰に聞いても、『一生懸命やっている』と答えます。
誰もが頑張っていると思っています。

子会社の社長や担当者は、もっと自分の力を発揮したいのに..
親会社のお偉いさんたちに縛られて上手くいかないと思っています。

親会社のお偉いさんたちは、なぜちゃんとやらないんだと
工場の管理基準にのらないお店の運営に不満です。
そして、お互いに、会社が悪い・上司が悪い・担当者が悪いと思っています。

 工場の管理基準で、お店の運営を「こうあるべき!」と規定することに無理が!

以前、NHKで放送されている「プロジェクトX」という番組がありました。
いろいろなプロジェクトの立ち上がりから成功までのプロセスをドラマチックに描いています。
それを見ても、失敗が無かったプロジェクトはひとつもありません。
逆に失敗ばかりで、ギリギリまで追いつめられ、
必死で頑張って続けて、
やっと成功の突破口が見えてくるというケースが多いのです。

あの番組で取り上げられている会社は、今は有名な大企業が多いのですが、
そうした大企業でさえ、失敗の連続の中から成功を勝ち取っているのです。



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