人の才能を買う：これからの会社と社員の関係

これからの会社と社員の関係

会社と社員は新しい関係を結ぶ時代になりました

これからは、会社と社員は新しい関係を結ぶ時代になりました。

もう会社は、
一ヵ所で一生勤め上げる場所ではなくなりました。

新卒で入社して定年まで．．
これは大企業でも難しいのが現実です。

図解：これからの会社と社員の関係

●会社は
　優秀な社員を雇って、
　どんどん活躍してもらい業績を上げたい。
　活躍するための仕組みや環境を提供する。

●社員は
　自分の技術や経験を高めて
　キャリアアップして充実した社会生活をおくりたい。
　期待される成果をあげて、高い報酬が欲しい。

会社と社員は、
お互いの成長のための契約関係となりました。

市場原理にのっとった、
対等な契約関係と考えることが自然です。

会社は
社員に活躍する環境を提供します。
ようするに、働く場「プラットホーム」の提供です。

それは

　・チャレンジの場・環境の提供
　・期待するアウトプットの明示
　・貢献に相応する処遇・報酬

です。

社員は
その働く場「プラットホーム」を上手く活用する
自分の働く戦略をもつことが必要です。

それは

　・競争優位な専門性を磨く
　・期待された成果のアウトプット
　・付加価値へのチャレンジ

でます。

社員は、会社を辞める権利を持っています。

当然、会社も
期待に応えて応えてくれない社員には
　　・辞めて欲しい
　　・高い給料は払いたくない
と言うことが本音です。

店主が一生懸命に頑張っているからと言って、
まずいラーメン屋には誰も行きません。

仕事も、同じです。
会社は、社員に
持てる能力を発揮して業績に貢献して欲しいのです。

社員も、
　・どうやったら？
　・なにを勉強したら？
自分を高く売れるか！
考えて、勉強して、成長することが必要です。

仕事は、お金だけでやるものではありません。．．．

でも、一定レベルの実力が無いと．．
単純作業員として
「安い人」として働くしか仕事はありません。

働かされるからブラックなんです

人生には、
何度か死ぬほど働かないと
実力を高められない場面があります。

それを意識して、働かされるのではなく、
自分の事として仕事をして実力をアップしましょう。

目標は．．
辞められたら困ると言われる
代替えのきかない立場になることです。

社員採用で「あなたの価格」が決まる構造