会社を変える社員：サービス業として仕事を考えられる人

サービス業として仕事を考えられる人

サービスを充実させるアイデアを出してくれる人材が欲しい

すべての仕事がサービス業化してきた

仕事をマトリクスで４分類してみました。

　・モノ商品
　　　ハードとしての商品
　・サービス商品
　　　ソフトとしてのコト商品

　・形が定まった商品
　　　誰が売っても・買っても同じ
　・形が定まらない商品
　　　売る人・買う人によって質・量が変化する

図解：すべての仕事がサービス業化してきた

ここから、
４つの仕事の分類ができます．．
　　１．モノ商品・形が定まった商品
　　２．モノ商品・形が定まらない商品
　　３．サービス商品・形が定まった商品
　　４．サービス商品・形が定まらない商品

この４つの仕事の分類を解説すると．．

１．モノ商品・形が定まった商品
　　　誰から買っても、
　　　どう買っても価値が変わらなモノ商品、型番で発注できるものなど

　　　安い方が良い、安くても手に入れる価値は同じ
　　　扇風機、冷蔵庫、パソコンなどの電化製品．．．など
　　
２．モノ商品・形が定まらない商品
　　　一戸建住宅のように、
　　　施主の支払い能力、間取りの希望、営業マンの推奨工法など

　　　営業の場面で大きく内容が変わる商品
　　　誰から買うか・誰に売るかで内容や価値が大きく変わる

３．サービス商品・形が定まった商品
　　　税務会計のように法制度に則ったサービスででは、
　　　どこに頼んでも大きな違いはない、あってはいけない商品

　　　測量を頼んだら、Ａ社とＢ社で違っていた．．これは困る
　　　会計事務所に税務会計を頼んだら、大きくちがったら困る

４．サービス商品・形が定まらない商品
　　　企画・デザイン・ソフト開発のように、
　　　会社や担当者で、内容や成果に大きな違いが生まれる商品など

　　　誰から買うか・誰に売るかで価値が大きく変わる
　　　買い方でも、大きいく差がつく　　

業種を、
このように４分類できたのですが、
今は、この４番目の「サービス商品・形が定まらない商品」
の要素がどの業種でも必要になってきました。

もう単純に仕入れた物を売るだけではやっていけません。
顧客から「選ばれる理由」が無いのです。

どうせ買うなら、少しくらい高くても．．
　　・親切で
　　・信頼できて
　　・いろいろやってくれる
　　・困ったときに助けてくれる
　　・使い方も教えてくれる
　　．．．
というような選択の基準を満足できないと
買ってもらえなくなります。

まさに、この部分が差別化する「サービス」です。

これからは、この４番目の要素が拡大しています

もう
メーカーから仕入れた製品に、
利益をのせて
売込むだけでは
ビジネスは成り立ちにくくなっています。

それは、
どこから買っても価値は同じものだからです。

どうやって売込むか．．
利益を削って
安くして売るしかありません。

顧客は安い所を探します。

そして、もっと安くならないかと要求してきます。
安い所があれば、躊躇なくそっちに流れます。

苦労して売込んでも、
何も残りません。
続けることができません。

他社と差別化する必要があります。
その源泉はサービスです！

会社が必要なのは．．
このサービスを充実させるアイデアを出してくれる人材です。

会社を変える原動力になる人