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業務の可視化と現場の知恵を共有する「仕事のプラットフォーム」

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

可能性をデザインせよ!

「現場の知恵」の蓄積と効果

何でもないことをコツコツ積上げることで可能性が広がる

「現場の知恵」って、
 ・どう書き貯めれば良いんでしょうか?
 ・何を書けば、良いんでしょうか?
と聞かれます。

なかなな書けないですよね。

書けない理由は2つあります。
 1.完成度の高いものを書こうする
 2.価値の高いものを書こうとする
この縛りがあると、書けません。
30年以上、図解している私でも書けません。

私が、たくさん書いているのは
この2つに縛られないからです。

書くポイントの1つ目は、
完成度の高いものを書こうとしないことです。

気がついたことをとりあえず書く。
これが重要です。 

私は、70~80%の完成度で書きます。
書いて、修正します。

今の頭で書いて100%を目指すと
時間がかかります。

書いてから、3日後、1週間程度で
見直しするタイミングがあれば見直しし
無ければそのままです。

忘れた頃に、
提案書などで使う時に、
見直して修正してから使います。

書いてから何年も、
放っておいて
忘れたようなものもあります。

何年もたってから見直すと
新たな発見があります。

これは、完成度を高めるコトを
未来の頭に託すことです。

今年ダメなら、来年です
来年ダメなら、10年後でも良いんです。

私の図解には、
10年かかって完成度を高めたものがあります。
15年かかったものもあります。

宙ぶらりんのまま、使えないで放っておきました。
気がつくたびに修正します。
だんだんと完成度が上がります。。

書くポイントの2つ目は、
価値の高いものを書こうとしないことです。

簡単な事を書けばいんです。
思いつきを書けばいいんです。

私の図解の中のほとんどは
 ・そうか~
 ・だよね~
 ・へ~
という程度のものです。

そういう普通のこと、
誰でも知っていることを
 ・自分なりの視点で
 ・自分なりの組立てて
図解しています。

それで良いんです。

そうやって、たくさん書いていると
時々、
 ・自分の理想としていること
 ・考えていることを大きく方向つける考え方
を発見します。

それを、コツコツ何年もかけて
完成度を高めていくんです。

社会人として働く期間は40年以上あります。
積み上げる時間はあります。

ただ、何も考えないでいると
あっというまに老人になります。

普通の頭の人間が、
何か「強み」を持とうとしたら
時間を使って競争力を高めることです。

継続は力です。

間違いありません。

私は、
ハインリッヒの法則を真似て
考動知の法則を考えました。

ハインリッヒの法則は、
 「労働災害における経験則の一つである。
  1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、
  その背景には300の異常が存在するというもの。
    1:29:300
です。

 ハインリッヒの法則 – Wikipedia より
 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハインリッヒの法則

■ハインリッヒの法則と考動知の法則
図解:ハインリッヒの法則と考動知の法則

これを参考に、
「考動知の法則」を自分の経験から
   1:29:600
としました。

私が書き溜めた図解コンテンツのほとんどが
 ・そうか~
 ・だよね~
 ・へ~
程度のものです。

そこからスタートすると
無理なく書き溜めていけます。

無理することはありません。
気がついたときに、コツコツ書けばいいんです。

書きたまったものを見ると、
 ・自分の「強み」の方向性を発見できます
 ・「強み」として商品化する体系が発見できます
これが重要です。

競争力を持つ「強み」を発揮するには
蓄積することが重要です。

それも、すぐに見せられる状態にしてです。

若い時から、コツコツ書き溜めましょう。
未来に向かって。

中高年でも遅くはありません。
真面目に一生懸命やってきた人なら
過去を振り返って経験を掘り起こしましょう。

そこに、他の人の役に立つコンテンツはあります。
必ずあります。

ただ、言葉にして紙に書き落す訓練ができていないんです。
書くのは苦しいです。
でも、書き続けるとどんどん出てきます。


■「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

図解:「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

現場での「体験」で、困ったこと、悩んだことなどの問題を
克服することで「知恵」が生まれます。

これをコツコツ書き溜めると..

だんだんと3つの力がアップします。

1.気づく力がアップ(現場で発見)
  書き貯まるほどに、自分の基準がしっかりできてきます。
  その上、未来を自分で築く意欲も膨らんできます。
  その基準と未来への期待との「差」から「気づく」ことができます。

2.考える力がアップUP(言語化・構造化)
  書くことは考えることです。書くことで現場を論理で考える事になります。
  書いて記録した言葉の利用事例から適切な言葉を選び出しやすくなります。
  組み立て事例を参考にすることで、新しい問題の構造化がしやすくなります。

3.工夫する力アップ(改善策を立案)
  他の事例を参考にすることで、新しい問題への解決策を立案しやすくなります。
  実証した因果関係や構造を利用する事で、解決策が組み立てやすくなります。

これは、3つのは私の実体験です。

20年くらい前から、
現場で気がついて、
 ・問題を分解し構造化したもの
 ・モノやコトの構成要素を構造化したもの
 ・因果関係の事例
 ・手順や進め方の事例
 ・成果につながる手順
 ・作業などを上手くやるコツ
 ・発見した新しい視点
 ・二項対立の例
 ・著名人の言葉
 ..などなど
依頼されて作成する図解の他に、
自分の「仕事の知恵」としてコツコツ書き溜めてきました。


■自分の図面を持つ..
図解:自分の図面を持つ..

先生は、こう言われています。
  ------------------------------------
  ...
  プロを目指すなら革新図面を蓄積しましょう。
  毎月10枚、
  1年で100枚、
  10年で1000枚になります。
  200枚で組織内トップになり、
  300枚で会社内トップになり、
  700枚でプロになれます。
  ...
  ------------------------------------

この記事が、私が「現場の知恵」を蓄積するキッカケの1つとなりました。



知恵の蓄積の考え方(帰納法・演繹法を活用する)
失敗から「気づき・考え・工夫し」改善した
日々の仕事から「現場の知恵」を蓄積する
「知恵」集めたマニュアルが必要な時代になりました
「現場の知恵」の蓄積と効果

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