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可能性をデザインせよ!

デービッド・コルブの「経験学習モデル」

コルブの経験学習サイクル「経験→省察→概念化→実践」

社会人の成長は、
そのほとんどが日常の仕事の経験から生まれます。

期待され、
問題を解決し
障害を乗り越え
期待に応える。

組織行動学者デイビッド・コルブによって「経験学習モデル」とよばれました。

コルブは、4つの段階からなる経験学習サイクル
「経験→省察→概念化→実践」
を定義しました。
  経験:何か活動を行う
  省察:振り返り深く内省する
  概念化:成功したあるいは失敗した要因を抽出する
  実践:それを次に活かしてみる
というステップです。

図解:デービッド・コルブの「経験学習モデル」

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経験  Concrete Experienc
――――――――――――――――――――――――――――――
具体的な経験をすること。
自分で考えて、自分で動いて、自分で結果を受け入れること。
すると自分で「気づく」ことが多くなる。

問題なのは、自分で体験しないで..
分かったつもりになって、机上で理屈を振り回すこと。

3現主義(三現主義)で考えると見えてくる。
  「現場」に足を運び、場を確認する
  「現物」を手に取り、物を確認する
  「現実」をこの目で見て、事実を知る

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省察  Reflective observation
――――――――――――――――――――――――――――――
経験を多様な観点から振り返ること。
そのために必要な事は
  ・質問 
  ・振り返り
私たちの脳は質問されると、それに答えようと働く。
質問には、自分の脳を活発に働かせる作用がある。

振り返るときに、
 ・いつもと同じ視点や価値観で考えていたら、新しい「気づき」は生まれない。
 ・見たくないものを見ないようにすると、いつもと同じ行動を繰り返すだけになります。。
でも、これでは成長はありません。
多様な観点で、自分の行動を振り返ってみることが必要です。

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概念化(持論化) Abstract Conceptualization
――――――――――――――――――――――――――――――
他でも応用できるよう概念化し
自分の未来や、他の人が使えるように教訓にすること。

振り返った内容を、概念化とか教訓と言われても..
どこから・どうやるか困ります。
ただ、概念化とは、本質的な要素を抽出すること。

上手く概念化する方法!
  組織理論学者のミンツバーグ(H. Mintzberg)は、
  「すぐれた理論は、自分の経験を理解するのに役立つ」と述べています。
先人の知恵を参考にしましょう。
体系的に整理された既存理論と、経験から気づいた自分の考えとを照らし合わせましょう。
自分の状況に当てはめ、個別具体的に解釈し、発展させ、自分の新しい理論を構築し
探すと、たくさんの先人の知恵を見つけることができます。

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試行  Active Experimentation
――――――――――――――――――――――――――――――
得た「教訓」を新しい場面で実際に試してみる。
持論(マイセオリー)として、使うには「試行」の段階が必要です。
本格導入は、その「試行」の結果を踏まえて。

ただ、完全を求めると切りがありません。
100%でなくても使いながら、成長させていくことが大事です。
松下幸之助氏は、6割ぐらいいけると思ったら決定したといいます。



経験から学ぶと言うことは、
すでにたくさんの人が経験しています。
学び方は、人それぞれです。

職場に、こんな問題はありませんか?
 ・同じ失敗が繰り返される
 ・場当たり的な問題解決しかできない
 ・計画を上手く立てられない
 ・信用できない計画なので、誰もやらない
 ・メンバーが指示を待って自分で考えない
 ・仕事が楽しくない
 ・チームワークで仕事ができない
 ・メンバーの意慾や能力を引き出せない
 ・結果が出ないので、みんな疲れきっている
こんな状況なら「経験から学ぶ」ことが必要です。
それができれば、多くの問題は解決に向かいます。

でもそんな面倒な事より
「仕事のやり方を手取り足取り教え、
成果が出るようにすればいいんだろう」
という人も多いのが現実です。

それでは...
教えてもらなないとできない、
指示されないと動かないとなります。

これでは...
部下が成長の実感を持つことはあまり期待できません。

大切なのは、
自分の行動や仕事の成果について、
自分で考えて
自ら振り返る機会をいかに与えるかということです。

そして、会社から与えられなかったら..
会社を気にせず、自分で自分の時間にやりましょう。
 「会社の理解が無い..」、何て言っていても実力はつきません!


デービッド・コルブの「経験学習モデル」
失敗から学び、改善した例 
現場の知恵を蓄積・活用した例 

「失敗」の定義で人生が変わる!


現場の「経験学習」(現場体験から学ぶ) 

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